2008年2月23日、新名神高速道路が開通する。近畿と中部を結ぶ新たな大動脈の誕生である。
草津ジャンクション・豊田ジャンクション間の通行が約20分も短縮され、従来の名神とのWネットワークにより、渋滞も緩和。
人気の高い京都や伊勢への観光も一日での行動圏内になり、より気軽に日帰り旅行が楽しめるようになる。 今回は、便利になった新名神を利用して、陶器で有名な信楽、東海道の宿場町の町並みを訪ねてみた。

中部エリア → 亀山西JCT → 甲賀土山IC → 信楽IC
        おすすめスポット
土山・関宿
  おすすめスポット
信楽
→ 大津JCT → 草津JCT → 草津PA → 大津SA → 京都・大阪・奈良
          パーキングエリアに中
にコンビニが!
オーガニックカフェで一
息休憩。
詳しくはこちら
  びわ湖の見える高台の
レストランでランチタイム♪
詳しくはこちら
   
 

最寄のインターチェンジ:甲賀土山IC

江戸と京都を結ぶ大動脈・東海道をゆく
土山宿:馬子唄や絵画にも登場し「あいの土山」と親しまれてきた宿場町。

江戸時代、参勤交代の大名やお伊勢参りの旅人たちが行き来した東海道五十三次。
旧街道沿いには古い町屋が今も残っていて、宿場町の面影を残している。

東海道伝馬館
東海道伝馬館は町屋をそのまま保存した母屋、宿の管理・運営を行っていた問屋場、蔵、倉庫からなり、東海道や宿・伝馬制度をテーマにした展示がある。京人形による大名行列再現や街道名物・盆景の展示等、様々なアイテムで当時の様子が体感できる工夫がなされている。地酒、漬物、杉細工などの特産品販売コーナーや、特産の土山茶を用いた「お茶染め」の体験工房もある。

土山宿伝馬館(大名行列) 土山宿伝馬館
土山宿記念碑  土山宿本陣跡

土山本陣
当時の宿帳などの資料が多数保存されていて、その中には勝海舟らの名前も見られる。明治天皇が即位後初めての誕生日をこの本陣で迎え、記念に土山の住民に対しするめと神酒を下賜れたという。

お楽しみポイント

町史等を調査して再現された旅籠石碑や屋号看板が各家に設置されている。さらに、随所に「ミニギャラリー」が設けられ、宿場町の雰囲気が楽しめるようになっている。

土山宿の記念碑 土山宿の国道沿い記念 土山宿付近旧東海道街並
このページのTOPに戻る
 
 
土山宿:馬子唄や絵画にも登場し「あいの土山」と親しまれてきた宿場町。
関宿関まちなみ資料館

江戸から数えて47番目の宿場町。
日本三大関のひとつ「鈴鹿の関」が置かれた場所で、関という名称も鈴鹿関に由来しているという。 歴史的な町並みが保存されていることから東海道で唯一、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されている。

関まちなみ資料館
関宿の町屋を資料館として公開。関宿の貴重な文化財や歴史資料が展示されている。また、隣接する土蔵の2階では、町並みの経年変化を写真資料で振り返ることができる。

百六里庭
関宿が江戸から百六里ほどにあたることからこの名がついた庭園。ここに設けられた「眺関亭」に上ると、通りを一望でき、宿場町のにぎわいに思いを馳せることができる。

関宿百六里庭より街並み 関宿百六庭
関宿銘菓関の戸の内観  関宿銘菓関の戸外観

深川屋陸奥大豫・銘菓「関の戸」
創業はなんと寛永年間!以来350年間守られてきた伝統の味。赤小豆のこしあんを白い求肥で包み、和三盆をまぶした素朴な和菓子は幅広い年代に人気。本店では、天保年間に御所の「御用菓子司」であった当時納品に使われた「荷担箱」等貴重な資料を間近で見られるだけでなく、本店限定パッケージ入り商品も購入できるので、ぜひとも足を運びたい。

深川屋陸奥大豫(ふかわや むつだいじょう)本店: 三重県関町大字中町387 
TEL:05959-6-0008 営業時間:9:00〜18:00 木曜日定休

お楽しみポイント

馬をつなぐための金具や様々な形をした格子窓「虫籠窓(むしこまど)」、屋根に施された漆喰細工や瓦細工などなど、建築に施された意匠を見て回るのも興味深い。

関宿街道筋 関宿街道筋地蔵院前 
このページのTOPに戻る
 
 

最寄のインターチェンジ:信楽IC

やきものの郷をたずねて 〜信楽〜
狸の出迎え

信楽は、全国に名の知れたやきものの町。
そして信楽焼といえば、誰もが思い浮かべるたぬきの置物。ここを歩くといたるところで大小さまざまなたぬき君たちが迎えてくれ、その愛くるしい表情には思わずこちらも笑みがこぼれる。信楽駅のほど近くには散策路があり多くの窯元が軒を連ねている。これらを見て歩くだけでも陶都の情趣たっぷりであるが、気に入った作品を購入したり陶芸作家さんのお話を聞くもよし、陶芸体験を楽しむもよし、時間の経つのも忘れるひとときだ。

滋賀県立陶芸の森:
「陶芸」をキーワードに、展示だけでなく創作や人材育成など幅広い機能をもつテーマパーク。庭園やレストラン、ギャラリーもある。高台に位置しているため信楽の町を一望できると同時に、周囲の庭園には外国のアーティストによるやきもののオブジェが点在し、自然の中での作品鑑賞もひと味違った趣がある。

陶芸の森屋外展示モニュメント 陶芸の森陶芸館
信楽伝統産業会館外観  新宮神社

新宮神社
散策路の途中にある神社で、信楽焼でできた狛犬が出迎えてくれる。 近くには信楽伝統産業会館があり、信楽焼のすべてを知ることができ、高名な陶芸作家の作品も鑑賞できる。

お楽しみポイント

新宮神社の狛犬以外にも、道しるべや欄干など町並みのあちこちに信楽焼きのアイテムが配置されている。それらを見つけながら歩くのも宝探し気分で非常に楽しい。

国道沿いモニュメント 信楽焼き(犬の置物) 信楽駅前モニュメント
このページのTOPに戻る
 
 

やきものと街道の町並み・・・
古くからひとびとのくらしに溶け込んできたものであるが、現代でも変わらぬ姿でくらしの中に息づいている。変わりゆくもの・変わらないもの。たまにはのんびりと、日常を見つめなおしてみるのもいいものだ・・・ふと目をやると、たぬきの置物がウインクしたような、そんな気がした。